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 私は魔術を信じてる。
正月も二日です。
そろそろ、ここ数日の「寝てばかり生活」に終止符を打たないと
明後日からの仕事に支障が出るなぁ・・・と思っていたら、
画家サルバドール・ダリの生誕百周年回顧展が
四日までと知り、急遽行って参りました。



生誕100年記念 ダリ回顧展

「私はダリでしょう?」って爆笑問題の太田さんがCMをやっていたアレです。
昨年の秋頃から開催していて、まだまだでしょーって思ってたら、
危険ゾーン突入。

久々に早起きして、開館直後の上野公園へ。
するとそこには、既に15分待ちの文字が・・・。
友人のフユちゃんが「朝じゃないと」って言ってたのは覚えてたけど、
それでも混みすぎじゃねぇ??と愚痴りつつも一人並ぶ。

実際中に入ってみると大変な人・ひと・ヒト。
うーん、みれたもんじゃねぇ。
なにしろ人が壁になってるような状態で、どうにか隙間を縫って覗く。

ダリをダリとして初めて認識したのは中学生のころ。
当時大好きで読んでいた推理小説家の有栖川有栖氏の小説、
「ダリの繭」を読んでから。
ダリの繭
ダリの繭/有栖川 有栖

もう随分前に読んだから内容とかは解説出来ないんだけど、
近々読み返す予定なのでそのときに・笑

ダリはそれ以降本当に好きな画家さんで、結構本とかも読んだりした。
彼の絵のなにがすごいって、「空」だよなぁ、とおもう。
今日一時間半ほどダリの絵を眺めてきて、
いろんな天気のいろんな気分の空を一気に見たような気分。
私は絵画のことは良くわからないから、彼のどういうところが凄いっていうのは、
とても言えないけど、それでもあの空の存在感が堪らなく大好きです。

シュールレアリズム、という言葉で表されるダリの世界は、
少し狂気じみた彼の内省世界であり、彼が見ていた現実世界。
とても官能的で、ユニークで、絶望的な、広すぎる世界が広がっている。
ダリは、本当に夜眠っている間に見た夢を描くって言うのは有名な話だけど、
あんな空が広がってる夢は見たくないなって思う。
だって広すぎて淋しい。
自分がどこにいるかわかんなくなってしまうよね。
それでも強く惹きつけられるのは何故だろう・・・。

うーん。でも、彼の描いた「本物」を見て思ったのは、
やっぱり印刷されたモノとは雰囲気が異なるな、ということ。
大抵絵画って言うのはそういうモンだけど、ちょっとやっぱり人間味が見える。
ダリの描く絵はアウトラインがすごくしっかりしているから、
余計に印刷物は無機質に見えるんだけど、
少し柔らかく見えたというか。まぁ印象の問題なんですけど。
代表作の「記憶の固執の崩壊」は特に、時計が気持ち悪くて良かったです。笑

そうそう、彼は映画製作にも携わっていた人なんだけど、
専門学校の時に授業でそのうちの一本を見る機会があって。
「アンダルシアの犬」という映画なのだけど、
それを今日、もう一度見られたのが嬉しかったなぁ。
すごく奇妙で気持ちの悪い映画です・笑
機会があったら是非見てみてください。
うーん、あの冒頭部分は夢に出てきそう。

とりあえず好きな絵をひたすらじーっと眺め、
一時間半後くらいに退場。
すると・・・超・長蛇の列。
90分待ちって係りのヒトが叫んでた。
そうか、ダリってそんなに人気なんだな(失礼)

ダリってのはいろんな名言を残している思想家という面もあって、
彼の言葉が、とても私は好きだったり。
とても正確には覚えられないから、意訳だと思って欲しいのだけれど、
「私は魔術を信じている。
 自らの内なるモノ、想像を表現、体現することこそが我々に与えられた魔術である」
みたいな言葉があって。
(今回の展覧会にも壁に描いてあったなぁ、ちゃんと覚えていたい)
あぁ、そうだよなぁ、っておもった。
そういう気持ちが、私の今の仕事をやる理由だったりするから、
とてもうれしかった。
ちょっとお茶目で的を射た彼の言葉は、聞く度に感化される部分がある。


そんなかんじで。とりあえず図録とチュッパチャップスをお持ち帰りしてきました・笑

あー。もっとはやく、もっとすいている時間に行きたかったなぁ。

もっと彼の世界に浸っていたい。
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